【レビュー】AI VS. 教科書が読めない子供たち を読んだ
どうもしゅたです。
今回の本
内容について
人工知能「東ロボくん」が東大合格を目指すチャレンジに携わった著者の新井さんは東ロボくんの開発に携わる中で、文の内容をほぼ理解していない東ロボくんよりもセンター試験の点数が低い受験生が8割いることに気づいた。(東ロボくんは5科目8教科全体の偏差値57.1で一部のMARCHの合格ライン) そして中高生らの基礎的読解力を調査するためのテスト(RST)を自力で開発する。
RSTを通して新井さんは中高生の読解能力があまりに低い実態を知る。
果たしてAIにできない仕事を読解力のない人間ができるのか。
多くの仕事がAIに代替される将来に読解力のない人間は仕事を奪われてしまう。
AI世界恐慌という最悪のシナリオと教育への提言。
感想
本書ではAIがどのようなものかを知ることができる。
私が特に興味深いと思ったのはAIがどうやってセンター試験の問題を解いているのか、Siriは本当に考えて発言しいるのかなどの仕組みだ。
本書を通して自分のAIのイメージが大きく変わった。
また、10~20年後まで残る職業TOP25の考察や現在の技術でのAIの限界についても書かれている。
面白い一冊なのでぜひ手に取ってみてほしい。
今回はこのへんで。
さようなら。